今日は私の家族について書きたいと思います。
私は家族に対して複雑な気持ちを昔から抱いています。
特別嫌いなわけでもないけど、特別好きでもないのです。
好きだけど嫌いとも言えます。
家族の中には寧ろ嫌いに近い存在もあります。
私は長女で、妹と弟がいます。
家庭は裕福ではありません。
そのために、高校生の頃から自分の事(ケータイ料金や遊びに行くお金、物を買うお金)は自分で養えるようにアルバイトをたくさんしてきました。
専門学校に進むときも、自分で学費を少しでも貯めるために一年フリーターとして働いていました。
それが私にとっての当たり前でしたが、親は私にはしてくれない事を弟と妹にはしてあげていました。
例えば、欲しいと言った物をたくさん買ってあげていました。
毎日何かが配達で届くのです。
弟と妹にはそれが当たり前で、遠慮をする気持ちなんてありません。
そのことを親は咎めることなく物を与え続け、遊びに行くお金や、ケータイ料金も与えています。
弟はしたい習い事も自由に親のお金でしていて、進学だってなんの苦労もなくしています。
その上に自分が大好きで、自分の意見が全て正しいと思っています。
私のうつ病に対しても理解が少ないのが本当に辛いです。
妹はそんな弟の後を追っているように感じます。
親はそんな弟妹に疑問を持たないのか、家に金銭的余裕もないのに、お金を使って与えて…お金がないと嘆いて、家の中には物がどんどん溢れ返っていきます。
母はそのことに少し気がついているようですが、優し過ぎるが故に意見が通らないところを多々目にしてきました。
私が思うのは、なぜ私だけなの?
そんな感情を見ないふりをして、不満や鬱憤を抑えて生きてきた結果がうつ病でした。
会社や自分にも原因は大いにありますが、根本的な理由は家族にあるんだろうと最近ひしひしと感じています。
両親がうつ病には理解を示してくれているところが唯一の救いです。
だから、私は家族が好きだけど嫌いなのです。
家にいるのは辛いですが、体調が悪くて動けない日が多く、家にいることが殆どです。
私が願うのは一人暮らし。
自立すること。
それが、高校生の頃からの目標であり夢でした。
それなのに、せっかく社会人になった私は早くも壊れてしまい、夢は叶わず今に至ります。
早く家を出たい。
今だってその気持ちは変わりません。
でも働ける状態でもないので、気持ちばかり焦って何もできません。
今の私にできるのは、病院に行くこと、薬を飲むこと、私生活を難なくこなせるようになるリハビリをする事、楽しいと思えることを見つけること。
本当に小さなことばかりです。
小さいけれど怠ってはいけないことばかり…それもまたもどかしく、毎日そのジレンマとの戦いです。
うつ病になる考え方を待つ人には、親との関係が大きく関係していると、とある本で読みました。
確かにそうだなと納得しました。
私が親になる時は、そんな考え方をしない子に育ててあげたいと心から思います。
こんな私の経験が、きっといつか何かの為になる。
全てがリンクする時が来る。
そう信じて、私は今日もこの家で生きます。
相手を変えることはできないので、自分が変わる努力をしたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
@runa_m_y