こんばんは。
今日は社会復帰の為にと1年半働かせて頂いたアルバイトの、最後の出勤日でした。
辞めた理由は就職の為です。
病気になる前にいくつかバイト経験はありますが、1年半続いた職場はそこが初めてでした。
きっと人間関係に恵まれたお陰だと思います。
働き始めた頃は病み上がりとも言えず、病みながらも出勤していました。
うつ病の後遺症なのか、今思えば簡単な内容の仕事が飲み込めない事が何度もありました。
良い人の中にも癖の強い方も居て、付き合い方を見つけるのに時間も掛かりましたし、それなりのストレスはありました。
ただ私の中で強くこうなりたいというイメージ像があり、このパートさんみたいになりたい！という憧れを抱きその人達の良い所を真似してみたりしました。
そうすると時間は掛かったものの、少しはなりたい自分に近づけたような気がしています。
バイトでミスして辛い時は、なるべく職場の人に弱音を吐いたりしてみました。
以前の私はそんな事きっと出来なかったと思います。
何でもかんでも大丈夫ですと壁を作っていましたし、相談してはいけないと思っていたからです。
このアルバイト生活で辛い気持ちを職場の人に相談するのは大切な事だなと学びました。
こういう捉え方をすればいいのかと新鮮な気付きがありますし、相談に乗ってくれた相手が強い味方になってくれたりするのです。
その日自分はなにが出来なかったか、どうすればもっと良くなるか考えて、次の出勤でクリアできるとまた少し自分に自信が持てました。
歪み合っても仕方ないので、敵を作らない様に人に優しくする事に努めました。
自分に自信を持ったり味方を増やす事で、嫌な人の発言を受け流せる様にもなりました。
うつの症状が酷くて、働いている自分を想像する事が出来なかった頃があります。
二度と働けないのでは無いか…焦って希死念慮に苛まれ死んでしまおうとした事もありました。
それでも誰かに必要とされたくて最低な形で承認欲求を満たそうとした事もありますし、大切な人たちを何度も傷つけて泣かせました。
そんな自分が嫌で、また症状が悪化するという悪循環の中を生きていました。
でもこのバイトを始めて色んな人に出会い、支えられて、教わって学び、尊敬する人憧れる人が増えました。
たったの1年半でした。
でも人生で忘れられない時間で、宝物な思い出です。
自信の持てなかった私に自信をくれたのは一緒に働くパートさん達でした。
落ち込む私にお世辞や建前、社交辞令かもしれませんがもっと自信持って大丈夫と言い聞かせてくれたのです。
最初は声も弱々しくお客さんに聞き返される事もあり、分からなことを分からないままにしてしまったり、すぐ慌ててしまったりしました…
今でも焦りがちではありますが💦
この職場で学んだ事、貰った言葉や思い出、経験を次のお仕事でも活かせるように頑張りたいです。
パートさん達から帰り際、プレゼントを頂きました。宝物です。
最後お喋りした時に貰った言葉や、帰宅してから頂いたメールも宝物です。
新しい職場で落ち込んだ時、自分の元気を取り戻す為にも今日という日を思い出しながら過ごします。
うつ病にならなければ、私はこのバイトをする事は無かったでしょう。
イコール素晴らしいパートさん達にも出会わなかったでしょう。
そう考えると、うつ病になって良かったとまでは言い切れませんが…私には生き方を見直す大切なきっかけだったのかもしれないと思うのです。
人生の中で起こる全ては、なんだかとても不思議で本当運命的だなと感じる今日この頃です。
何とも感慨深いです。
環境が変わると、体調とメンタルを崩しやすい自分なのでまた無理をしないよう気をつけたいと思います。
まずは思い出に浸りながら沢山寝たいと思います！
次のお仕事でまた少しでも強い人になれます様に。
おやすみなさい。
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