美月の闘病ブログ

PMS/月経困難症/うつ病の闘病ブログです。

PMS/PMDD/うつ病のはじまり②

 

こんにちは。

今日は前回の続きをお話します。

 

仕事が始まり、最初は大変ながらも全てが新鮮で、前向きに取り組んでいました。

1ヶ月間、生理周期は辛い部分もありましたが、それは乗り越えられないものではありませんでした。

しかし入社し、2ヶ月目に入った時の事です。同期との劣等感や、人とのコミュニケーションが気になり出した頃です。

 

まずはじめに違和感を覚えたのは、何かを説明されても、言葉が入ってこないという事です。

必死にメモを取ってみたり、聞いている最中に理解をしようと努めても、聞き流しているつもりなんて無いのに、何を言われているのかサッパリ覚えられないのです。メモを見返しても、記憶が無いので何を書いているのか分かりませんでした。

常に頭がぼーっとしている状態です。

その時は仕事に慣れていないからかな…と思いました。しかし、それは休日誰と話しても、何の話題でも同じでした。

何度も聞き返してしまったり、相槌を打っている自分がいるのに、何の話か理解できていないのです。

そしてもう1つ、私が悩まされていたのは物忘れです。

今まで、忘れ物も、人と話した内容も忘れ過ぎて困った経験はありませんでした。

頭がぼーっとしているせいか、大切な物事をとことん忘れ、人との約束、物をしまった場所、自分が話した内容など、最初から何もなかったかの様に忘れ過ぎていました。

何かを話そうと思い立って口を開いても、言葉が出てこなかったり、話そうと思った内容が思い出せない事も増えました。

それが原因で人に迷惑を掛けて謝る事も多くなり、自分を責める毎日でした。

 

そして生理周期に入ったある朝、心身共に重たく、起きられない日がありました。その日はどう足掻いても身体が言うことを聞かず、お休みを貰いました。このままではいけないと思い、そこでやっと病院に行く事を決心しました。

今思えば、もっと早く行けなかったの?と言いたくなりますが、あの時の私は自分がPMSと診断されるなんて頭の片隅にもありませんでした。

その時は必死で自覚なんて無く、自分は物覚えが悪い仕事の出来ない人間なんだと感じていただけでした。

プライベートでも極端に怒ったり泣いたりする事も多く、対人関係のトラブルも増えていました。

病院で、PMSと診断され、全てに納得しました。そこで大まかに②種類の薬を説明されました。

 

・低容量ピル(即効性はあるが体に合わない場合副作用などのリスクが伴う)

漢方薬(効くまでに時間は掛かるが体に負担が少ない)

 

上記の話を聞いて、もし副作用が出た時に仕事に影響してしまったら困るので、時間は掛かっても体に負担の少ない漢方薬を選びました。もちろん、飲み始めてもすぐ効くわけではないのでPMSと付き合いながら、仕事をしていましたが治療を始めたのが遅く、症状は悪化しPMDDになり、3ヶ月を過ぎた頃には結局仕事を休みがちになっていました。

そして、お医者さんや会社の人とも相談を重ね、私は休職することになりました。

 

その後私は、早く復帰をする為にも、ピルと漢方薬を併用する治療に切り替えました。ですがそれからが、地獄の様な日々の始まりでした。そして、それがうつ病になる段階でもあり、あの時どうする事が良かったのかは今考えても分かりません。

ですが、1つだけハッキリ言えることは、自分の体と心に違和感を感じている方がいたら、勘違いでも良いんです。早く病院へ行ってください。

早めに受診した方が良いと聞きますが、それは本当だと身に染みて感じました。

それが私の一番の後悔です。

長くなってしまったので、続きは次回にしようと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

悩まれてる方や、質問や感想などコメント頂けたら嬉しいです。

 

 

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