こんばんは。
昨日今日と台風の被害が大きいですが、皆様の無事を心から願っております。
今回もまたイラスト漫画を添えてブログを書いていきたいと思います。
「感情の爆破、自己嫌悪」
一時期の私は、まるで反抗期の子どもの様でした。
思い通りにならない事や、気に入らない事があるとすぐ傷つきました。
それを誤魔化す為に、悲しみを怒りに変換して爆発させ、それを周りの人や物、そして最終的には自己嫌悪して自分に当たり散らしていました。
この頃が一番荒れていたのは、きっと体に合う薬が中々見つからない時期だったので、焦りや不安を感じていたのかもしれません。
同時に病気の自分なら、死んだ方がマシだとさえ思っていました。
今でも思い返したくない。戻りたくない。壮絶な記憶です。
「もう一つの病気」
あまりの私の変貌ぶりに、私も家族も恋人も戸惑いました。
そのうち部屋から出なくなり、大切な人が離れていく感じがしました。
怖くなり、私は現状を病院で相談。
するとそこには法則がありました。
生理周期に差し掛かると病状が酷くなるという事です。
診察の結果〝月経前不快気分障害〟だと判明しました。通称〝PMDD〟と呼ばれるものです。
漢方薬が増えたくらいですが、気持ち的に少し楽になったのを覚えています。
私がおかしいんだと考えていたので、これも病気なのだと思える事が救いでした。
「薬物療法の偏見」
うつ病に限らず、病気の方の不調には低気圧や季節が関係している事が多いです。
そこで必要になってくるのは薬。
知識の無い人からは、私たちの命綱である薬に対して偏見を持たれます。
確かに合わない人には毒でしょう。
実際、断薬して治った方もいらっしゃいます。
ただ大半は薬を飲んで治す。
これが基本なのです。
副作用もあるけれど、それ以上の効果を求めて飲むのです。
なので、無知な偏見で人の希望を踏みにじらないで!とよく思っていました。
今現在、薬も減り体調が良くなってきた私自身がいます。
自分のことをよく知っているのは自分。
自分を信じましょう。
病気が原因で自分が自分でなくなる。
でも本質は変わっていないと思うのです。
どんな自分になっても、結局は自分自身なのだから自分が決めたことを信じていいと思っています。
病気について理解も深まれば、他人との距離の取り方も分かってきます。
薬もなかなか合わないと、途方に暮れますが必ずあなたに合った治療法はあります。
それを見つける冒険だと思って、自分の心に耳をすませてあげて下さい。
責めてばかりではなく、向き合って自分の話を聞く感覚です。
いつか必ずふっと暗闇から抜けられる時がきます。
また暗闇に戻ってしまっても、一度見えた光はまた見えます。
私はそう信じてこれからも治療していきたいと、そう思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
Twitterの方もよろしくお願い致します😌
◼︎美月/Twitter
@pms_pmdd00